３つの悩みを解決して資産運用を始める方法

この記事は
投資を始めてみたいけど、やっぱり怖い・・・という方
うちはお金持ちじゃないし、まとまったお金がないから投資なんて・・・という方
そもそも何から始めていいかわからない・・・という方に向けて書いていきます。

具体的に解説していきます。

投資は怖くない！

投資で何十万円損した、とか聞くとやっぱり投資って怖いイメージですよね。
実際に私たち初心者・素人が手を出すと百戦錬磨の猛者たちの餌食になるだけという投資先もあります。
長期運用と分散投資という考え方で投資を始めると、資産の損失のリスクを最小限にとどめることができます。
また投資の種類によっては、そもそもリスクを抑えて運用できます。

長期運用と分散投資って？？

長期運用

長期運用とは短期で売買する投資と真逆の運用方法です。
短期運用では安く買って高く売ることで利益を得ることが基本です。
でも、私たちにはいつが買い時か売り時か見分けることはとても難しいです。
実際に毎日株価を見ていると、価格が下がると焦って売りたくなるし、少しでも価格が上がるともっと買おうかとか、売って利益を確定しようかと悩みます。
そこはぐっとこらえて長期で保有することでリスクが軽減できる、という考え方です。

（出典）wealthnavi コラム「長期投資のメリットの基礎知識」

デメリットは短期売買と比べると、すぐには結果が出ないところですね。
私の友人は短期売買派でNISAの非課税枠を利用し、うまく利益を出しているようです。
うらやましい・・・けど我慢。

分散投資

分散投資とは、購入する銘柄や購入する時期を分散することでリスクを軽減する方法です。
みなさんの中には複数の銀行口座を持っていらっしゃる方も多いと思います。
これも分散という考え方ですよね。
複数の銀行にお金を預けることで銀行の倒産のリスクに備えたり、金利の良い銀行にお金を多めに預けて得られる利益を高めています。
投資の場合も同じで、複数の投資先に投資することで一つの会社の倒産などのリスクを軽減します。
投資の場合は、次に説明する銘柄を複数持ったり組み合わせることで、価値が大幅に下がるリスクを軽減します。

投資の種類

株式

100株からの購入が基本です。銘柄によっては10万程度あれば十分買えるイメージです。
投資先の企業が成長すれば購入した価格より一株の価値が上がります。逆に倒産すれば一株の価値はなくなってしまいます。
株価の暴落など投資の怖さの原因になっているかもしれませんね。
実際、私もコロナ前に購入していた株は購入時の半分まで値下がりしています・・・。
株価自体の価格の変動のほか株主優待で企業の商品や金券がもらえたり、配当金でお小遣い程度の金額がもらえることもあります。

債券

国や地方、企業がお金を集めるために発行するものです。債券を買うことで発行元にお金を貸し出すイメージです。
お金を借りたら利子を払わないといけないですし、満期を迎えれば返済しないといけません。
景気がいいときは借金をしなくても良いので債券当たりの価格の価値は低いです。
逆に景気が悪化すればお金が必要なので債券の価値は上がります。
比較的安全な投資かと思います。ただし大きいリターンは期待できないですし、上の通り価格変動もありますので取得価格より安くなることももちろんあります。

不動産

私は不動産投資の経験がないのであまり参考になりませんが・・・
不動産を購入し、人にお貸しして家賃収入を得る、というイメージです。
これこそ、まとまった金額がないと始められない投資かな、と思います。
REIT（リート）なら小額からでも不動産投資が始められます。
いきなりREIT（リート）ってなんですか？？と思われる方、REITとは不動産投資信託のことです。
証券会社を通して間接的に不動産を購入し、賃貸料などを配当金として得ます。
不動産の管理や空き室の心配もなく、ビルのオーナーの一人になれる仕組みです。

投資信託

投資の種類がたくさんあることがわかりましたが、どの銘柄、商品を選んでいいか私たちには難しいですよね。
分散投資が必要と言われても、一つの銘柄を選ぶことすら大変です。
投資信託は、例えば海外株式のセット、とか株式と債券を組み合わせたセットなど、商品を一つ選べば信託会社が複数の投資先に投資してくれて、私たちに代わって運用してくれます。
実際に自分で複数の投資先に投資するには一つ一つの商品は少額でも結果的にまとまったお金が必要になってしまいます。
あとで説明する積み立て投資なら、毎月数千円からでも十分に投資が始められますよ。

大金は必要ない！

積立投資なら毎月数千円という金額で商品を買っていけます。

積立投資とは？

積立投資とは、毎月定額のお金で決まった銘柄を買っていく投資方法です。
毎月投資をすることで購入時期を分散できます。
購入時期を分散することで価格が高いときはちょっとだけ買います。一方、安いときはたくさん買えます。

（出典）wealthnavi　コラム「積立投資のメリット」

積立投資には積立NISA（ニーサ）やiDeco（イデコ）など節税につながる仕組みも準備されています。
何それ、という方、すみません、今回は割愛します。またご要望があれば解説しますね。

まずは証券口座を開設しましょう！

いよいよ覚悟が決まれば実際に始めましょう！初めてのことを始めるときの精神的な負担って大きいですよね。
まず一日一つずつ始めていきましょう。

口座を作ろう

まずは投資用の証券口座を作ります。銀行でもいいですし、証券会社でもネット証券でも大丈夫です。

銀行で証券口座を開設する

銀行では主に投資信託の商品を取り扱っています。
銀行によって選べる商品は様々です。
こう聞くとまた悩んでしまいますよね。
最初、小さく始めるならあまりこだわらず、すでに預金通帳のある銀行を選べば大丈夫です。
普段お使いの銀行の窓口で証券口座を開設したいことをお伝えすればはじめの一歩は踏み出せました！
きっと運用する商品を紹介されると思いますが、その日はパンフレットだけもらって帰りましょう。
後日調べたら、似たような商品で手数料の安いものがあったりしますので。

もし銀行に行く前に余裕があるなら、自分の運用スタイルをなんとなくでも考えておきましょう。
A.多少リスクはあってもリターンを狙いたいのか、B.リスクは最小限にしてリターンが少しあればいいのか、
AとB、どちらの考え方に近いのか考えておくと商品紹介されたときにもスムーズに要望を伝えられます。

証券会社で口座を開設する

証券会社では投資信託商品の他に株式も取り扱っています。
証券会社はネット証券が気軽でいいと思います。
証券会社って初めて行くにはハードルが高くないですか？
なんだかイカツイ感じがして、私は行ったことないです。
ネット証券なら手数料の安いSBI証券か、楽天のサービスを利用されている方なら、楽天証券で口座を開設します。
ホームページから口座開設できますよ。

投資商品を選ぶ

口座が開設できたら投資商品を選びます。
上で解説している投資先の種類や、私の運用実績も公開しているのでご参考ください。

＜最後に＞投資をしないことは安全？

投資を始める心の準備はできましたか？
みなさんの大切なお金のことなので、まだ迷う・・・という方もいらっしゃると思います。
投資を始めるのは早い方が長期運用のメリットが得られます。
たしかに元本割れのリスクもあります。
でも銀行でお金を眠らせていることは必ずしも安全ではありません。
物価が上がること、消費税があがることがありますよね？
昔100円で買えていたものが買えなくなっています。
つまりお金の価値が下がっているんですよね。
ただ銀行に眠っているお金、いつも無駄遣いしてしまっているお金があるなら投資した方がいいのはないかな、と考えて私は運用しています。
皆さまと一緒によい投資生活を送れますように！